歴史学IID
  日本の近代化遺産・西日本編
TSUCHIDA HIROSHIGE 
土田 宏成
2単位 
1〜4年 
後期 
30000304

「近代化遺産」は、「近代遺跡」とも呼ばれ、幕末・明治以来日本が近代化していくなかで形成された遺跡のことである。たとえば、東京駅丸の内口のレンガ駅舎、横浜に残るかつての船の修理施設(現在の「ドックヤードガーデン」)などである。今に残る歴史的建造物を通じて日本近代史に関する理解を深めたい。本講義では西日本のものを取り上げる。

評価方法: 期末レポートと授業態度で評価する。

テキスト名: 未定
講義の中で適宜紹介する。

注意事項: 定員を100人とする。定員を超えた場合は、初回授業において受講票により抽選を行う。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.「近代化遺産」とは何か
2.近代化遺産を活かした街づくり:岡山県倉敷市 その1
3.近代化遺産を活かした街づくり:岡山県倉敷市 その2
4.歴史的建造物を移して保存:博物館明治村(愛知県) その1
5.歴史的建造物を移して保存:博物館明治村(愛知県) その2
6.グラバー邸(長崎県)
7.琵琶湖疎水(京都府・滋賀県)
8.下関要塞(山口県・福岡県)
9.原爆ドーム(広島県) その1
10.原爆ドーム(広島県) その2
11.関門トンネル(山口県・福岡県)
12.黒部ダム(富山県)
13.その他の近代化遺産
14.
15.まとめ