基礎演習-31 |
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この基礎演習の目的は以下の通り二つあります。一つは、演習形式の授業を通じて大学における勉強・研究のやり方を習得することです。具体的には、テキストの読み方、自分が必要とする文献検索の方法、データの処理方法、収集した情報に基づいて行うプレゼンテーションの準備と方法、そしてレポート作成のやり方など基礎的で実践的な手段を身につけることです。 二つめは、こうした方法を踏まえた上で「ロジカルシンキング」(論理的思考)の修得方法とその実践を行います。指定文献の中の担当部分のプレゼンテーション(要約や問題提起)や討論の進行役などの実践を通じて、履修者が特定の問題について自分の意見を確立し、それを主観的ではなく客観的・論理的に伝達・表現できるようなトレーニングを行いたいと考えています。よく言われるように、論理的思考の大敵は「思いこみ」と「感情」です。そのような「壁」をいかにして克服し、他人に対して説得力のある話し方ができるようになれるか?履修者と一緒に考え、実践してみたいと思います。 指定文献や授業の進め方など詳細は、最初の授業で説明します。 |
評価方法: | 出席状況、授業時の学習態度や討論への積極的な参加、プレゼンテーション、レポートに基づき総合的に評価します。 |
テキスト名: | 最初の授業で指定する。また必要に応じて参考文献を紹介します。 |