スペイン語研究II-1
  
HONDA SEIJI 
本田 誠二
2単位 
3~4年 
前期 
13000701

この授業はスペインやラテンアメリカの文学に関する評論やエッセイを、スペイン語で読むことを通して、語学の熟達のみならず、スペイン語圏の文学と文化、歴史に対する理解を深めることを目的としている。今年は世界文学最高の作品としての評価の高いミゲル・デ・セルバンテスの『ドンキホーテ』についての評論を読むことを予定している。今年2005年は『ドン・キホ-テ』前篇が出版されて400周年の記念の年である。この授業をきっかけにこの永遠の名著に触れる機会としたい。

評価方法: 筆記試験と出席点、および発表点を加味して総合的に評価する。

テキスト名: Manuel Duran, La ambiguedad en el Quijote, Universidad veracruzana, 1981

参考文献: アメリコ・カストロセルバンテスの思想法政大学出版局2004
ジャン・カナヴァジオセルバンテス法政大学出版局2000

  テキストは該当箇所を授業開始時にコピーして配布する。

注意事項: 予備知識として『ドン・キホーテ』(前篇)を読んでおくことが望ましいが、出来ない場合は、少なくとも訳書を買い求めておくこと。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.曖昧さとしての『ドン・キホーテ』(P.75) その1
2.曖昧さとしての『ドン・キホーテ』(p.77) その2
3.当初の環境 (p.78) その1
4.当初の環境 (p.80) その2