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    情報基礎
  情報技術(IT)の基礎を習得する
NAKAYAMA MIKIO 
中山 幹夫
1単位 
1〜4年 
前期 
80003000

今、コンピュータを使いこなす能力は全ての学生にとって勉学や学生生活、そして将来の研究や就職に欠かせないものになっている。
本講座はこのような背景のもと、コンピュータを勉学に活かし、社会人となる上でも必要なIT能力の基礎を培うことを目標にしている。講義形態はインターネットを利用し、文字・音声・静止画・動画・CGなどのマルチメディアを活用したWBT(Web Based Training)教育であるため、各ステップを基礎から自分のペースで自由な時間に学習でき、学内でも自宅でも受講が可能である。単元ごとのチェックテスト、e-mailでの課題添削によって自分の習得レベルを確認でき、受講者同士の情報交換の場も提供されている。分からないところはe-mailで質問をすることもできる。
情報基礎 I はITの基礎力育成を目的としている。企業へのメール、情報検索と収集、案内文の作成などビジネスでの活用も意識した実践的な学習を通して、情報モラル、e-mail、Internet、WordといったITの基礎からITを活用した日本語の表現力まで習得することができる。

評価方法: 受講状況、チェックテスト、提出課題により総合的に評価する。

参考文献: 島望かんたん図解Windows 2000 Professional技術評論社2000
谷口良邦かんたん図解Word 2000技術評論社1999

  受講生にはWeb上で本講義のテキストが公開される。

注意事項: 受講希望者は初回の説明会(オリエンテーション)に必ず参加すること。
コンピュータの使用経験を前提としていないため、受講に際して予備知識は必要ない。
また、インターネットを利用した講座のため人数制限はない。
多くの学生の受講が望ましく、特に一年生は全員が受講することを推奨する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.<オリエンテーション>
・初回授業は教室にて説明 
・受講希望者はオリエンテーションに必ず出席すること
2.<日本語の入力方法>
・英文入力と日本語変換方法
3.<e-mailの基礎>
・メールソフトの使い方 
・Grace Mail
4.<e-mailの書き方>
・ネチケットについて 
・友人と先生へのメール 
・企業へのメール
5.<e-mailの応用>
・e-mailの仕組み 
・e-mailの現状と将来
6.<インターネット>
・ブラウザの使い方 
・検索サイトの利用法 
・上手な検索法 
・情報収集手段あれこれ 
・インターネットの仕組み
7.<情報社会とモラル>
・インターネットとモラル
8.<Windowsの基礎>
・ファイル操作 
・OSの設定
9.<ワープロの基礎>
・ワープロソフト(Word)の使い方
10.<ワープロの表現力>
・テンプレートを使う 
・案内文の作成 
・チラシの作成
11.<文章の要約>
・語彙力の養成 
・文章の「論理的」読解 
・要約のポイント