後期(木・5)時間割表へ
    キャリアデザイン
  
HAMANOUE MIYUKI 
浜之上 幸
2単位 
1〜4年 
後期 
80002400

近年、卒業後の進路や就職を考える場合には、自らの生涯を通じてのキャリアを意識し、自発的に形成に向けて取り組む「キャリア開発」の必要性が叫ばれている。
この授業では、「仕事と人生」「仕事と社会」「生涯教育」「女性と仕事」「仕事と資格」「留学と就職活動」などの幅広いアプローチを行うことを目的とする。具体的な進路としては、企業への就職先の他に、公務員、外交官、ジャーナリスト、大学院進学、教職、NGO、起業家などの選択肢を幅広く取り上げる予定である。
「自分がやりたい仕事は何か」「どのように社会と関わって生きていくのか」「今後大学で何を学ぶべきか」について考え、現実的なキャリアデザイン(設計)を目指す。
さらには「自己分析テスト」など、アセスメントツールを用いた自己の適性診断なども行う。

評価方法: 出席状況、学習後の取り組み・態度、レポート等の提出物の内容を加味し、総合的に評価する。

テキスト名: 随時プリント等を配布する。

注意事項: 民間企業をはじめ、社会の様々な分野で活躍されている方々をお呼びする予定なので、本学の代表であるという自己意識・自己責任の態度を持つこと。
出席重視、時間厳守、礼儀作法重視。
受講希望者が多い場合には、1、2年生を優先的に受講させることにする。
なお、CPS-Jを受験しなかった者には単位を発行しないので必ず受験すること。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.・「キャリアとは」この授業のねらい
・「何のために働くのか?」働くことの意義
・現在と今後の雇用の変化
・自ら行うキャリア形成の必要性
2.・自己分析の重要性・自己分析
・ライフラインチャートとディスカッション
・過去の自分と今の自分の変化(どう成長したか)
3.・キャリアビジョンの設定(講演)
・キャリアビジョンについて(考え方)
・価値観・興味・能力について考える
・アセスメントツール(自己理解テスト)宿題
4.・進路について考える(就職、講演)
・目標を持って人生を送ることの意義
・民間企業での仕事とは
5.・価値観の探索
・価値観とは(Value Card、ワークシートとディスカッション)
6.・職業的興味
・CPS-Jの解説と結果についてのディスカッション
7.・進路について考える(起業家、講演)
・自分で会社を作り、経営するには
8.・進路について考える(公務員、講演)
・公務員の仕事とは
9.・自分の強みと弱みを知ろう
・自分自身についてのプレゼンテーションの仕方
・能力・興味−根拠
・グループワークによる略歴(自己紹介文)の作成
10.・進路について考える(留学・進学、講演)
11.・キャリアビジョンを作ろう
12.・進路について考える(NPO・NGO、講演)
・ボランティアの仕事とは
13.・進路について考える(自己表現、講演)
・面接試験とビジネスにおけるプレゼンテーションスキルとは
・模擬面接
14.・課題の確認
・行動計画、情報収集の仕方
・学生生活とキャリアビジョン(まとめ)
15.(以上の内容は、2003年度実施内容であり、2004年度はまだ確定していないので、変更の可能性があることを了承されたい。)