前期(水・3)時間割表へ
    英語科教育法B
  
INOUE YOICHI 
井上 洋一
2単位 
3〜4年 
前期 
70002302

中学校では平成14年度から、高等学校では平成15年度から新学習指導要領が実施に移された。前半は、主として中学校及び高等学校の新学習指導要領の「外国語」を通して、英語教育の目標やその達成のための期待される指導を考える。後半は、中学校の先生の授業をビデオ視聴しながら、中学校外国語科用教科書を利用し、50分の授業を想定して指導案を作成、模擬授業、合評を行う。
到達目標は、まず教育実習において、生徒の実態に即し、目標に沿って授業の展開ができるよう指導技術と配慮事項を身につけることである。

評価方法: 以下の各要素を総合して評価する。
レポート(学習指導案など)、平常点(模擬授業発表など)、出席状況、定期試験

テキスト名: 文部省「高等学校学習指導要領解説」外国語編 英語編 平成元年12月教育出版
文部省「中学校学習指導要領(平成10年12月)」解説 ─外国語編─東京書籍
文部省「高等学校学習指導要領解説」外国語編 英語編 平成11年12月開隆堂出版

注意事項: 1.履修できるのは、英語の力が本学のC基準(TOEIC 600,TOEFL 500,英検 準1級,KEPT 75)のいずれかに達している者
2.履修人数制限は各クラス15人以内とする。
3.英語科教育法Bを履修しなければ英語科教育法Bを履修できない。また、継続履修を原則とする。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.導入(英語科教育法の日程、TEXT、授業内容、評価等)
2.平成10年12月文部省告示、中学校学習指導要領「外国語」の概略
3.平成11年3月文部省告示、高等学校学習指導要領「外国語」の概略
4.平成11年文部省告示 高等学校「英語」の解説 Teaching Planの作成・書き方
5.平成11年文部省告示 高等学校学習指導要領「外国語」の「英語の使用場面と働き、言語材料、各科目にわたる指導計画の作成と内容の取り扱い」
6.英語教育の変遷
7.学習指導要領「外国語」の変遷
8.平成10年文部省告示 中学校「英語」解説:外国語科の目標、「英語」の目標・言語活動など
9.平成10年文部省告示 中学校「英語」解説:言語材料・言語材料の取り扱い・指導計画の作成と内容の取り扱い
10.TV視聴 Group Work(Teaching Plan検討)
11.Group Work (Teaching Plan検討)Groupによる授業実演、合評・質疑応答
12.
13.
14.
15.授業実演及び指導法等、英語科教育法Bの日程概略について