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    地域・国際研究演習-7
  グローバリゼイション下の世界・アジア・日本
NAGAI HIROSHI 
永井 浩
4単位 
3〜4年 
通年 
60401807

私たちにいま求められているのは、世界のさまざまな人々との対話をつうじて国際社会の平和に貢献することであろう。そのためには、国際社会の主要な問題へのただしい理解を深めるとともに私たち一人ひとりがどのようなメッセージを発信していけるかが不可欠となってくるが、そのさいに大切なのは日本人としてのアイデンティティと日本もその一員であるアジアの視点である。そこでこの演習では、このような問題意識を踏まえて私たちが関心を共有するいくつかの問題を読み解くための基本的なテキストを購読しながら各自の具体的な研究テーマを掘り起こし、テーマが決まったらゼミ論や卒論を作成する。ちなみに、前年度は「開発」をさまざまな角度から考察するため、E・F・シューマッハー『スモール・イズ・ビューティフル』(講談社学術文庫)とアマルティア・セン『貧困の克服』(集英社新書)を共通テキストとした。今年度のテキストは未定だが、国際政治を文明の対話という視点から考えることをテーマとしたい。

評価方法: 出席、発表、論文を総合的に評価する。

テキスト名: 演習のなかで適宜指示する。

注意事項: 「国際関係論」ないし「東南アジア政治経済論」を履修していることがのぞましい。