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比較文化研究演習-12 心理療法・事例研究 |
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・諸種のこころの問題を対処するために、主として病院臨床における心理療法や、教育・福祉・企業における一般的カウンセリングの社会的需要が増している。臨床心理士による心理療法の専門家としてではなくとも、例えば、教師、受付・接客業務、インストラクターなど、心理療法諸理論が役立てる職種は多いといえる。本演習は、1)心理療法に強い関心がある学生、2)社会人になるために必要性を感じている学生、そして、3)心理学系大学院を経て臨床心理士を希望している学生 ― に対し、心理療法の専門的知識を獲得することを目的とする。 ・授業内容として、前半は、代表的な国内外の心理療法理論(家族療法やサイコドラマ等)についてそのオリジナル文献を精読することにより専門的知識を習得し、後半は、教育・医療における具体的事例について検討していく。期末レポート課題は、1)卒業研究希望者は、それについての研究計画書の作成、及び、2)それ以外の学生は、自分が担当した心理療法の概要のまとめと考察 ― である。 |
評価方法: | ・出席、発表内容、グループ演習参加態度、感想レポート、期末課題レポート、の総合評価。 |
参考文献: |
Kutash, I. L. & Wolf, A. (Eds.), Psychotherapist's Casebook, San Francisco, Jossey-Bass, 1986 |
・テキストは使用せず、適時、資料を配布する。 ・参考書は購入しなくてかまわない。 |
注意事項: |
・本演習は、心理療法の外書精読など専門性が求められるので、教職、又は、心理学関連授業を履修済みの方が受講されることが望ましい。 ・本演習科目の性質上、少人数クラスを想定している。 ・なお、本演習は、昨年度、「アクション・リサーチ」をテーマに行っていた。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――― |
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