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    国際関係論A
  現代国際政治を考える−(1)国際政治の基礎と諸問題
SAKATA YASUYO 
阪田 恭代
2単位 
1〜4年 
前期 
50400901

本講義では、国際政治学の諸概念を紹介し、とくに戦争と平和、安全保障をめぐる現代国際政治の諸問題について考える。前期は、国際政治の基礎概念について講義し、それを踏まえて、国際連合、日米同盟、東アジアの安全保障など、現代の安全保障における事例を取り上げる。
後期の「国際関係論IIA」を続けて受講することを勧める。

評価方法: 評価は、(1)平常点(出席状況、ミニ批評)、(2)期末試験、に基づく。

テキスト名: テキストは特に指定しない。主要参考書として以下をあげる。その他は、授業にて随時紹介する。
国際政治一般については、
加藤秀治郎・渡邊啓貴編『増補版 国際政治の基礎知識』芦書房、2002年。
ジョセフ・ナイ『国際紛争ー理論と歴史(原書第4版)』有斐閣、2003年
防衛大学校安全保障学研究会編『新版 安全保障学入門』亜紀書房など。
歴史、冷戦については、
松岡完・広瀬佳一・竹中佳彦編『冷戦史ーその起源・展開・終焉と日本』同文舘、2003年。
石井修『国際政治史としての二〇世紀』有信堂、2000年。
小此木政夫・赤木完爾編『冷戦期の国際政治』慶応通信、1987年。
西川吉光『現代国際関係史 I,II』晃洋書房。
ジョン・ルイス・ギャディス『ロング・ピースー冷戦史の証言
核・緊張・平和』(芦書房)など。

注意事項: 講義スケジュール等の詳細は、初回の授業にて発表する。