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日本文化論C 日本人のセルフ:文化人類学的検証 |
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現代社会の日本人のアイデンティティ形成を文化人類学的視点から検証する。これまでの日本人のアイデンティティの研究は、ベネディクトのもの以降、変遷してきている。どのような研究がなされてきたかを概観し、それらを批判的に考察を加えていく。以下のようなパースペクティブを紹介する。 1)通文化的比較;2)オリエンタリズム的視点による日本人像;3)文化相対主義的アプローチ;4)普遍主義的アプローチ;5)心理学的アプローチ;6)社会構造の分析;7)解釈主義的アプローチ |
評価方法: | 筆記試験。レポート。授業への参加。 |
テキスト名: |
テキストの指定はしない。英文による論文からの抜粋が中心。参考図書例: 青木 保 1990『日本文化論の変容:戦後日本の文化とアイデンティティ』 Lebra, Takie Sugiyama. 1976. Japanese Patterns of Behavior. Rosenberger, R. Nancy. Ed. 1992. Japanese Sense of Self. |