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    コミュニケーション論F
  Communication and Power
AONUMA SATORU 
青沼 智
2単位 
1〜4年 
前期 
50200206

この科目は、私たちが日常経験するコミュニケーションという行為、現象に見られる「power」について分析し、論じ、理解を深めることを目的とする。説得力、会話力といったコミュニケーションの持つ「power」、あるいは「power」(の差)を前提とした様々なコミュニケーションの問題....このような事柄について学生諸君と共に考えていきたい。本科目は基本的には「講議科目」ではあるが、授業内レポート、グループ発表などといった形で学生諸君にも出来る限り発言の機会を与えていく予定である。授業に出席・参加せず、期末テストを受けたのみの学生諸君の評価は「不可能」であり、単位を与えることはできないことを覚えておいて欲しい。また、メインテキストは「英語」で書かれた物を使用する予定である(教員の講議は日本語で行う)ので、アカデミックな英語を読むことに慣れていない履修希望の諸君は充分留意されたし。

評価方法: 授業内レポート(5x5回=25%)、グループ・プレゼンテーション(25%)、期末テスト(50%)の合計(100%満点)

テキスト名: Andrew King, Power and Communication, Waveland Press, 1987

  テキストの入手方法については第一回目の講議時に指示する。

注意事項: 授業計画については多少変更の可能性がある。第一回目の講議時に説明するので必ず確認すること。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.オリエンテーション
2.Power and communication in a theoretical perspective:コミュニケーションの「power」・コミュニケーションと「power」
3.The power of the speaker:話者の「power」
4.The power of the audience:聴衆の「power」
5.Power strategies:「power」のコミュニケーション戦略
6.Group power:グループ「power」とコミュニケーション
7.The power of elites:「power」エリートとコミュニケーション
8.The communication of power in the popular arts:大衆文化・コミュニケーション・「power」
9.Historical conceptions of power:コミュニケーションと「power」の歴史的考察
10.(予備日)
11.グループ発表
12.
13.グループ発表
まとめ
14.(期末テスト)