後期(木・4)時間割表へ
    スペイン史概論
  近世・近代・現代スペイン史を学ぶ
MAEDA NOBUHITO 
前田 伸人
2単位 
1〜4年 
後期 
43400200

・この講義は、近世(16世紀)を皮切りに、近代、現代に渉るスペイン通史の後半部です。スペイン語学科生にスペイン史の基礎を教授するのが目的ですが、他の学科諸君の来聴も歓迎です。
・「スペイン史概論」と同様な視角から、16〜18世紀末の帝国期と、海外植民地を喪失した19世紀からの国民国家期とが二つの大きなトピックとなります。とりわけ、前者は“インディオ”という他者を包摂する中で、人権や国際法の基礎を築いた点に特徴があります。

評価方法: 出席点(20%)、レポート(80%)の割合で評価。レポートには期末レポートの他、小レポートも含む。

テキスト名: 川成洋(編)図説 スペインの歴史河出書房新社1999(改訂新版)

参考文献: Justine Wintle, The Rough Guide,History of Spain, Rough Guides (Penguin Group), 2003

  他の参考文献は授業中適宜紹介する。

注意事項: 前後期とも履修するのが望ましい。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.授業要領説明、アンケート
2.ハプスブルグ朝スペイン(16世紀)−人権概念の成立−
3.ハプスブルグ朝スペイン(17世紀)
4.ブルボン朝スペイン(18世紀)
5.フランス革命とナポレオン
6.自由主義体制
7.第一共和制
8.王制復古
9.第二共和制とスペイン内戦
10.フランコ体制
11.ポストフランコ体制