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中国史概論 |
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基本的には近代中国の通史を扱う。しかし、近代以降、歴史が一国で完結することはありえず、当然ながらアジア諸地域、欧米との関係をふまえながらの講義となる。そして、その際最も重視するのは互いの「まなざし」である。「我々」はあるいは「彼等」は中国をどのように捉えてきたのか、なぜそのように捉えるのか、その「まなざし」には「我々」や「彼等」のいかなる欲望が作用しているのか。同様に、中国は「我々」や「彼等」をどのように捉えてきたのか・・・。このことは、今も根強く残る「我々」自身の19世紀的ヨーロッパ的価値観と向き合いながら中国の近現代史を見つめ直すことを意味するのである。 |
評価方法: | 講義中心だが、授業毎に200字程度の「ミニレポート」に取り組むことになる。そこでは授業を通じて獲得したはずの発想によって歴史上の問題に対応していく。したがって評価は、「ミニレポート」、レポートを総合して行われる。 |
テキスト名: | 特定のテキストは使用しない。主要参考文献をその都度提示。必要な資料は授業毎にコピー配布。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――― |
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