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    英国史概論
  
YOKOI KATSUHIKO 
横井 勝彦
4単位 
1〜4年 
後期 
41400500

近代イギリスの産業化と大英帝国の膨張は、はたして現代世界の経済・政治・文化等にどのような影響を及ぼしたのであろうか。この授業では、その点を特に社会史的・経済史的側面より検討していく。

評価方法: 期末試験とレポート。出席も考慮する。

テキスト名: テキストは指定しないが、参考文献などは授業中に適宜指示する。

注意事項: 授業中に適宜資料(コピー)を配付するので注意すること。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.授業の概要(進め方)の紹介と資料(シラバスと参考文献案内)の配付
2.わが国における近現代イギリス史研究の意義と目的について
3.14世紀イギリス封建社会の基本構造(特に都市のギルドと農村のマナー)
4.商業革命(価格革命)・地代の金納化とイギリス封建制の解体過程
5.イギリス市民革命と重商主義帝国の発展[ビデオ紹介]
6.18世紀大西洋奴隷貿易における西インドとアフリカの位置
7.イギリス産業革命におけるランカシャー綿工業の役割[ビデオ紹介]
8.19世紀自由貿易政策の展開と「安価な政府」「植民地分離論」の意味
9.イギリス反産業主義文化を支えるエリート教育機関の実態[ビデオ紹介]
10.ジェントルマン資本主義論におけるロンドン(シティ)の位置
11.自治領植民地(カナダ・オーストラリア・南アフリカ)とイギリスの関係
12.大英帝国におけるインドの位置(東インド会社時代から独立まで)
13.第二次世界大戦以前における日英関係史の変遷
14.パクス・ブリタニカからパクス・アメリカーナへ
15.予備日