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    英語学概論B
  英語の諸相
KOBAYASHI MIKI 
小林 美樹
4単位 
1〜4年 
前期 
41100102

英語という言語を手段としてではなく、学問の対象として観察する。世界中で使われている数多くの人間言語の中の一言語として、英語は語彙、発音、文法、意味に関してどのような仕組みや規則を持っているのかを考えていく。授業には毎回辞書を持ってくること。

評価方法: 3回の試験により評価を行う。

テキスト名: 未定

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.形態論(1)形態素(単語はどこまで小さな部分に分けられるのかを観察する。)
2.形態論(2)接頭辞や接尾辞に関する規則を学ぶ。(例 接頭辞 'un' は 'kind' に付けることが出来ても 'ill' に付けることが出来ないのは何故か、等)
3.形態論(3)英語の語形成の手段として「短縮」や「混成」がどの様に働いて、'bus' や 'escalator' などの単語が生まれたのかを学ぶ。
4.形態論(4)単語と単語を組み合わせて造る複合語('sightseeing','earthquake',「神隠し」、「手書き」、等)にはどの様な原則が見られるのかを、日本語と英語の例を観察しながら学ぶ。
5.試験(1)
6.音声学(1)言語音は舌や唇などの調音器官がどの様に働いて作られるのかを学ぶ。
7.音声学(2)色々な子音の発音の仕組みを学ぶ。
8.音声学(3)音節について学ぶ。
9.音声学(4)色々な子音や母音が連続することにより、実際の発音においてどの様な現象が起こるのかを観察する。
10.試験(2)
11.統語論(1)文の構造について学ぶ。
12.統語論(2)疑問文、関係節、受身文などの生成に働く規則を観察する。
13.意味論 単語の意味や意味変化について学ぶ。
14.日本語と英語 日本語と英語の特徴を観察する。
15.試験(3)