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    コンピュータ・リテラシーJ
  情報技術を使いこなす
NAKAYAMA MIKIO 
中山 幹夫
2単位 
1〜4年 
前期 
30004110

今や情報技術(IT)はコミュニケーションの手段として大きな役割を果たしている。この講義ではコンピュータとネットワークを操作する能力にとどまらず、ITを思考の道具としてとらえ、情報活用と表現手段としてのIT運用能力に主眼を置く。
本講義ではコンピュータ独特の表現手法と資料作成手法、学内のLAN環境を利用したイントラネット活用力など、ビジネス現場に対応した高度で実践的な力を修得する。学習課題は各自が独自のコンテンツを表現するため、受講に際しては単に指示された操作をするような受身的な姿勢ではなく、各自が表現したいという意欲を持ち、授業に能動的・意欲的な姿勢で取り組みをすることが求められる。
内容は次の通り。Windows構造とデータ管理、LAN環境の活用と情報共有、コンピュータを使った表現手法、画像素材の活用と情報整理術、英文・和文のビジネスメール、インターネットの活用、表計算とデータ処理、関数計算と統計処理、表計算の活用とグラフ作成、異種アプリケーション連携、情報活用総合。

評価方法: 授業態度、毎回の課題、総合課題により総合的に評価する。

テキスト名: 毒島雄二初心者のためのコンピュータリテラシー共立出版2000

参考文献: 谷口良邦かんたん図解Word 2000技術評論社1999
飯島弘文かんたん図解Excel 2000入門編技術評論社1999
島望かんたん図解Windows 2000 Professional技術評論社2000

  その他、必要に応じてプリント資料を配布する。
参考文献は授業で適宜紹介。

注意事項: 情報基礎 I を事前に履修済み、または本講義と並行して履修中の学生を対象とする。
受講希望者多数の場合は人数制限あり(初回授業にて抽選)。
ホームページhttp://www.kuis.ac.jp/~nakayama/で授業情報の提供あり。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.<IT時代の情報リテラシー>
・オリエンテーション
・英語と日本語入力練習
2.2回目〜6回目 総合課題A:各自が独自の広告作り
<Windows構造とデータ管理>
・文章入力の基礎
・OSとアプリケーション 
・ウィンドウ操作と各種バー 
・Windowsの構造 
・フォルダとファイルの管理
→★次回までの宿題あり
3.<LAN環境の活用と情報共有>
・文章編集の基礎 
・フォルダとファイル管理の復習 
・LAN環境の活用と情報共有 
・広告作りの検討
→★次回までの宿題あり
4.<コンピュータを使った表現手法>
・英文ワープロの活用 
・コンピュータによる表現手法 
・Wordを活かした編集機能 
・オリジナルな広告作り 
・広告の充実
5.<画像素材の活用と情報整理術>
・情報整理の達人への道 
・ファイル・フォルダの応用 
・画像素材の活用とスキルアップ 
・広告の完成
6.<英文・和文のビジネスメール>
・電子メールの使い方 
・メールのルール 
・ビジネスメールの表題と宛先 
・ビジネスメールの書き方 
・添付資料の使い方 
・転送と返信 
・和文メールの書き方 
・英文メールの書き方
→★次回:総合課題Aの提出と発表
7.7回目〜12回目 総合課題B:各自が独自のテーマで調査資料を作る
<インターネットの活用>
・総合課題Aの作品発表 
・Internet Explorer と Netscape
・URLとドメイン名 
・インターネット検索と情報活用 
・サイトを探して資料を作る
8.<表計算とデータ処理>
・表計算でできること 
・表計算の特徴 
・表計算の基本操作 
・課題1〜3 
・自由課題
9.<関数計算と統計処理>
・書式設定 
・関数の基礎 
・相対参照と絶対参照 
・統計処理
10.<表計算の活用とグラフ作成>
・支店別売上とソーティング 
・顧客データとフィルタリング 
・支店別月間売上とグラフ作成 
・自由課題の作成
11.<異種アプリケーション連携>
・総合課題Bの作成
12.<情報活用総合(1)>
・データの概念 
・オブジェクトの概念 
・総合課題Bの完成
→★総合課題B提出
13.<情報活用総合(2)>
・作品発表
→★プレゼンテーション演習