前期(水・4)時間割表へ |
文化人類学C |
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前期は、シャマニズムについて論じていく。 シャマニズムは、シャマンといわれる霊能力を持った呪術宗教者を中心に、それを信ずる人々との間に形成される信仰形態である。 シャマンが霊界と交流する仕方には、一般に脱魂型と憑依型とがある。脱魂型は、シャマンの霊魂がその肉体を抜け出し、霊界で色々な経験をした後、再び肉体に戻ってくるもの、憑依型は、神霊がシャマンの肉体に降りてきて、その肉体を借りて種々な言動を行うものである。 多くの民族には、なにほどかこうした能力を持った人物の存在が見いだされる。講義では、出来るだけ典型的な例を取り上げながら、現代社会にも根強く残るシャマニズムの姿を見てゆきたい。 |
評価方法: | ペ−パ−テストを行う |
テキスト名: | 授業中に適宜紹介してゆく |