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    教育学
  -学校教育はどう変容するか-
NISHIMURA FUMIKO 
西村 史子
2単位 
1〜4年 
前期 
30002600

現代日本の学校教育制度の中で、子ども達や教師が直面している諸問題を取り上げて、その発生の構造と社会的背景を探る。そして、1872(明治5)年以降整備されてきた我が国の教育制度がどのような改革を迫られているのか、1980年代以降の文部科学省(旧文部省)の政策と各地方公共団体の取組みを概観しながら、21世紀の日本の新しい学校のあり方を検討する。

評価方法: 出席状況と、提出されたレポートで評価する。

テキスト名: 天野郁夫教育社会学放送大学教育振興会1998

  他、資料は適宜授業中に配布する予定である。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.我が国の学校教育制度の成立とその歴史(1)
2.我が国の学校教育制度の成立とその歴史(2)
3.昭和40年から「不登校」児童生徒は調査されていた!
4.学歴不問で、小学校教員になれる方法とは?
5.「校内暴力」から「いじめ」へ(1)
6.「校内暴力」から「いじめ」へ(2)
7.学校内で広がる「薬物乱用」
8.「児童虐待」への対応を迫られる学校
9.「学級崩壊」の構造(1)
10.「学級崩壊」の構造(2)
11.進む「不適格教員」の抽出と「出席停止処分」
12.変化しつつある学校の構成員と地域社会との関係