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    日本語総合講座C
  
HORIUCHI MINEKO 
堀内 みね子
4単位 
2〜4年 
前期 
20800501

<目的>
他の日本語総合クラスと同様に、半年を通して具体的な目標を持ったやり甲斐のある活動を行う。参加学生一人一人が日本語による様々な活動の中で的確な日本語表現力、日本運用力を身につけ、限られた期間内にその目標を達成することによって、それぞれの課題を発見し、課題解決・達成の方法を工夫する力を伸ばすことを目的とする。
<内容>
留学生としての日本での生活体験を意識的にふりかえり捉えなおすことは、何気なく行っている人とのかかわり方や自分自身についての新しい発見に繋がる。自分と自分を取り巻く社会や人々との新しい出会いの中で、自分とは何か、自文化/異文化とは何か、人と出会うこととは、誤解や摩擦はどこから生まれるのか、これからの多文化共生社会をどう生きるかなについて学び、考えながら、それぞれの自分らしい生き方を模索する。
本クラスでの授業()と合同授業()[『日本語スモール・グループ・コミュニケーション』(横田智美先生)]の2本柱で実施する。では最終的に自分らしい多文化共生のあり方を模索するために、理論、事例、実践活動を取り入れながら授業を進める。では課題達成のための協働作業を通して多文化共生へ向けた実践活動を体験したり、小グループでのジャーナル交換を行う。

評価方法: 出席率、課題、自律的参加態度など総合的に評価する

テキスト名: 未定

注意事項: 授業内容、目的を理解し、自主的、自律的に自分や人とのかかわりについてふりかえり、意識的に自分の体験から学びたいと願う受講生の参加を期待する。受動的姿勢で単位取得を目的とする学生には適さない。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.授業内容説明、履修上の注意事項など
2.本授業:理論、事例、実践を通した学習活動
3.文化とは何か
4.自分とは何か
5.異文化とは何か
6.人と出会うということ、自分と出会うということ
7.人とコミュニケーションするとは何か
8.外国語でコミュニケーションすること
9.誤解はどこから生まれるのか
10.文化、価値観の違いを考える
11.多文化共生社会で自分らしく生きるということ
12.合同プロジェクト
13.小グループによる課題達成に向けた協同作業とまとめ
14.小グループによるジャーナル交換