<目的> 他の日本語総合クラスと同様に、半年を通して具体的な目標を持ったやり甲斐のある活動を行う。参加学生一人一人が日本語による様々な活動の中で的確な日本語表現力、日本運用力を身につけ、限られた期間内にその目標を達成することによって、それぞれの課題を発見し、課題解決・達成の方法を工夫する力を伸ばすことを目的とする。 <内容> 留学生としての日本での生活体験を意識的にふりかえり捉えなおすことは、何気なく行っている人とのかかわり方や自分自身についての新しい発見に繋がる。自分と自分を取り巻く社会や人々との新しい出会いの中で、自分とは何か、自文化/異文化とは何か、人と出会うこととは、誤解や摩擦はどこから生まれるのか、これからの多文化共生社会をどう生きるかなについて学び、考えながら、それぞれの自分らしい生き方を模索する。 本クラスでの授業()と合同授業()[『日本語スモール・グループ・コミュニケーション』(横田智美先生)]の2本柱で実施する。では最終的に自分らしい多文化共生のあり方を模索するために、理論、事例、実践活動を取り入れながら授業を進める。では課題達成のための協働作業を通して多文化共生へ向けた実践活動を体験したり、小グループでのジャーナル交換を行う。
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