後期(木・3)時間割表へ
    スペイン語研究-4
  スペイン語を通してキューバ文化に親しむ
MAEDA NOBUHITO 
前田 伸人
2単位 
3〜4年 
後期 
13000704

・この授業は、下記のテクストの抜粋を用いて、そのスペイン語を熟読玩味することで、キューバ文化の一端に触れながら、これまで培ったスペイン語力を読解の向上に繋げることを目的とする。
・著者のフェルナンド・オルティス(1881〜1969)は、キューバ最大の社会学者、民族学者の一人。“Transculturation”の概念を用いて、タバコと砂糖きびに着目しながら、新旧大陸間の文化相互伝播やキューバ文化の独自性を明らかにしている彼の著作を読み進めていく。

評価方法: 出席・発表点(35%)、毎回の和訳レポート(35%)、期末レポート(30%)の割合で総合評価する。

テキスト名: Fernando Ortiz, Contrapunteo cubano del tabaco y el azcar, Madrid:Ctedra, 2002

  テキストは必要箇所をコピーして配布する。尚、本学図書館にも現物がある。参考文献は授業中適宜紹介する。

注意事項: 毎回の和訳レポートを欠かさないこと。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.授業要項説明、アンケート
2.フェルナンド・オルティスと“Transculturation"
3.マリノフスキーとの交流
4.タバコ栽培とキューバ社会
5.砂糖きび栽培とキューバ社会
6.タバコが旧世界にもたらした影響