スペイン語学科の学生が専門として学ぶ授業である。日本人教員三名とネーティヴ教員三名が、学生がスペイン語のコミュニケーション能力を身につけるために、まずスペイン語の基礎を教える。母国語ではなく、外国語なので、日本人教員による文法の授業がある。これを基礎にして、読む、書くを学ぶ。ネーティヴ教員は「聞く、話す」中心の授業を担当する。一年の時に動詞の活用をしっかり覚えれば、いつまでも正確に活用できるはずである。一年でいい加減に勉強すると、二年でついてゆけなくなり、スペイン語への興味を失ってしまう。「意志は力成り」、スペイン語では、Querer es poder.と言う。毎回小テストをして、こつこつ単語とか動詞の活用を覚えてゆきたい。「塵も積もれば山となる。」である。初め文法事項を予習できないかもしれないが、単語だけは引いて、単語を覚えて語彙を増やして行こう。語学は単語である。英語と似ている単語も多いので、Spanish-English Dictionaryを手に入れ、英単語と比較しながら覚えて行くのも一つの方法である。スペイン語を専門としている学生として恥ずかしくないように、常にスペイン語に触れた生活をして欲しい。休みにも、スペインやラテンアメリカの旅行記とか歴史の本を読んで、スペイン語圏の文化の知識を増やしてほしい。
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