日韓対照言語研究(院) 
HAMANOUE MIYUKI
浜之上 幸 
4単位 
  
通年 

日本語と韓国語の類型論的な違いはどこにあるか?
本講義は、非日本語話者、特に韓国語話者に日本語を教育することを目的とする学生、および、日本語と韓国語の類型論的な(系統論的ではない)違いについて関心のある学生を対象に行うものである。
韓国語の音韻・文字・表記法・文法・語彙の各方面に渡り、詳細に日本語との対照を行いつつ、日本語その他の言語との相違点を浮き彫りにすることにより、韓国語の特徴を明らかにし、韓国語話者に対する日本語教育に応用できる点を考察していく。
なお、受講者中に、韓国語未修者がいる場合には、はじめの数時間に韓国語の入門的な説明を行う。  

評価方法: 出席状況とレポートなどを総合して評価する。

テキスト名: 最初の授業で指示する。

注意事項: この授業はトレーニングの授業ではないので、韓国語の会話を教えるものではなく、韓国語を言語学的に分析することを主な目的にしていることに留意されたい。
学部生で聴講したい者は、学生便覧にて履修制限をよく確認されたい。