日本語学研究(統語) |
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日本語も「言語」の一つ。言語全体に関わる形で日本語の文法体系(統語syntax:音と意味をつなぐ体系)を、生成文法の考え方を通して考察する。一つ一つの文や現象に囚われるのではなく、言語体系、日本語体系全体がどうなっているのか、の観点から個々の文型や現象を考えるというアプローチを採用する。そうすることにより、日本語の教科書に使われる文型や構文に対し、より大局的に構造を考察することができるようになることを目指す。 本講義では、まず、日本語の統語現象に対する規則性に対する感性を磨くことから始め、そうした日本語の統語現象を、生成文法の基本的考え方と分析方法により捉える。生成文法理論を自由に駆使して研究をすすめるようになれることに越したことはないが、このクラスではそこまで求めず、将来的に、生成文法理論の枠組みで書かれた記述に重きをおいた論文を理解し、その知見を自らの研究に生かせるようになることを目指す。 以下の2冊のテキストを併用するが、必要に応じてプリントを配布する。 |
評価方法: |
・基本的には講義が中心で、テキストの予習・復習は必ずしてくることが前提。 ・2週に1度程度、「宿題」を出す。(提出期限厳守、遅れた場合は受け付けない) ・評価は、宿題、中間レポート、期末レポート、クラス討議への参加(出席を含む)、を総合的に考察する。 |
テキスト名: |
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授業計画―――――――――――――――――――――――――――――― |
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