英語能力試験演習IA 
TOKADO KAZUEI
戸門 一衛 
2単位 
2〜4年 
前期 
英語の資格を取ろう!

英語能力を客観的に測る資格は、就職の時も、そして社会人になってからも、自分の可能性を高めるために重要である。資格そのものに大きな価値があるわけではないが、具体的な数値目標を目指して努力する姿勢と成果が大切である。英語能力試験の代表的なものは、英検、TOEIC、TOEFLである。大学を卒業するまでには、英検 準1級か1級(外国語学部の学生は履歴書に2級と書くべきではありません。恥ずかしいことですから!)、TOEIC730点以上、TOFLE560点以上を取得するのが望ましい。
この講座では、英語コミュニケーション能力試験として認知度の高いTOEIC(Test of English for international Communication)で、まず600点をクリアすることを目標にして、徹底的な演習問題を行い、総合的な英語力の養成・向上を目指す。当然であるが、この講座では授業を受身的に聞くのではなく、自発的な予復習それもハードワークが必要不可欠である。したがって、強い目的意識と勉学意欲を持った学生の受講を期待する。  

評価方法: 所定の出席条件を満たし、学期末にTOEICのIP(Institutional Program)テスト(受講者全員が受験)において600点をクリアすれば合格とする。評価はP(合格)あるいはF(不合格)として、通常のABC評価は行わない。

参考文献: 鳥飼玖美子『TOEFL・TOEICと日本人の英語力』講談社新書、2002年
船橋洋一『あえて英語公用語論』文春新書、2000年
授業中に指示する。テキストや教材は自己負担となる。
なお、英語能力試験の種類や内容について知ったり、英語能力試験を受ける意味について考えたい学生には、上記の参考文献を一読することを勧める。

注意事項: *重要*  この講座を受講できる学生は、すでにTOEICの点数を持っていて、点数が500点以上600点未満であることを証明できる書類を提出できるものに限定する。希望者が多い場合は、履修人数制限を行う。その基準と方法については、第1回目の授業で説明するので、必ず出席すること。 

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
戸門は講座の総合コーディネーターである。実際に教壇に立つ講師は、TOEIC得点アップ講座を社会人に実際に教えているプロである。
TOEICは7つのパートによって構成されている試験なので、それぞれのパートに対応できるように受験のテクニック、効果的な学習方法についても具体的な指導を行う。また、得点アップには欧米文化の理解も必要であり、この面も強化する。