英語科教育法IIE 
ONODA SAKAE
小野田 榮 
2単位 
3〜4年 
後期 

中学校・高等学校の英語教師を志す人のために、実践的な英語指導技術の習得を目指す。教育現場で求められるプロの英語教師を養成するため、特にthe Oral Methodを中心とした英語指導法の技術とその背後にある考えを学ぶ。講義に加え、ディスカッションやワークショップを多く取り入れ、自ら授業を体験してもらうことで指導のポイントを体得してもらう。授業は高等学校の授業展開を中心に扱い、可能であれば現場の高校教師による授業実演を取り入れる予定である。後期は、Oral Introductionに加え授業全般について指導を行う。
真摯な姿勢と向上心を持ち、きちんと準備して授業に臨める学生で、英検準1級、TOEIC650点あるいはKEPT62点レベルの英語力を持っていることが望ましい。英語科教育法を履修しなければを履修することはできない。上記の英語の資格を取得していないものは、12月までに取得すること。  

評価方法: 出席、授業中の実演、模擬授業、レポート、小テスト

テキスト名: 望月昭彦他3名『新学習指導要領にもとづく英語科教育法』大修館書店、2001年
文部省『高等学校学習指導要領解説』開隆堂、1999年
安藤昭一他『New Stream』増進堂、1998年
Norma Shapiro他, The Oxford Picture Dictionary (English/Japanese), Oxford University Press, 1998.
以上のテキスト以外に、プリント集をUnipostで購入のこと。

注意事項: レポート等、提出物の締め切りはきちんと守ること。締め切り後は、一切受け付けないので注意すること。 

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.レポートへのフィードバックとOral Introduction再検討
2.授業の流れとteaching plan(粗案、細案)について、ビデオ視聴
3.Review活動検討、音読指導の検討
4.Consolidation活動の検討、exerciseの作り方
5.学生による授業実演(Group 1)と指導技術検討
6.学生による授業実演(Group 2)と指導技術検討
7.これからの英語教育と英語教師に求められる力
8.学生による授業実演(Group 3)と指導技術検討
9.学生による授業実演(Group 4)と指導技術検討
10.学習意欲を高める指導方法について
11.Communication能力とは、Oral Communicationの指導法
12.Oral Communicationの指導法
13.教育実習及び教員採用試験に向けて
14.学生個別指導