道徳教育の研究B 
ISHIOKA HISAMI
石岡 久美 
2単位 
2〜3年 
前期 

青少年の非行の増加、規範意識の低下等がみられる今日、道徳教育の一層の充実が求められている。本講座では、道徳性の発達、道徳教育の原理・方法等の理論面と、「道徳の時間」を中心にした指導計画の作成・実施等の実践面との両面からアプローチし、学校における道徳教育の充実を図るための方途を究明したい。授業のすすめ方は、講義とテキストを中心にした発表学習・討議を併用する。  

評価方法: テスト、課題レポート及び出席状況を勘案し総合評価する。

テキスト名: 大庭茂美他『道徳教育の基礎と展望』福村出版、1999年

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.人間と道徳
2.道徳教育の意義
3.道徳性の発達(1)
4.道徳性の発達(2)
5.道徳教育の歴史的変遷(戦前)
6.道徳教育の歴史的変遷(戦後)
7.学校における道徳教育
8.「道徳の時間」の指導(1)
9.「道徳の時間」の指導(2)
10.「道徳の時間」の指導(3)
11.家庭と道徳教育
12.地域社会と道徳教育
13.現代社会と道徳教育
14.外国における道徳教育
15.道徳教育の充実と課題