教材開発論 
SHIMO KOICHI
下 孝一 
2単位 
2〜4年 
前期 

教材開発の一般論ではなく、今後教職につく者が避けて通れないコンピュータを利用した教材開発の基礎を制作体験を通して学ぶ。併せて、効果的に活用していくための基礎的素養として、コンピュータという道具のしくみ、正体についても学ぶ。  

評価方法: 試作教材の完成度、ならびにコンピュータ理解についての学習の努力度(毎回のE-mailによる「授業感想レポート」)を総合して評価する。

テキスト名: 適宜、プリントや参考資料を指示する方法をとるので、特定の購入指定はない。

注意事項: 履修条件:「教育工学」を履修済み、もしくは履修中の者に限る。 

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.教材の概念・・・区分と機能的特性
2.教材開発の要点
3.パソコンによるマルチメディア教材の試作(1)制作の手順と要点
4.パソコンによるマルチメディア教材の試作(2)基本的操作1
5.パソコンによるマルチメディア教材の試作(3)基本的操作2
6.コンピュータ理解(1)コンピュータがわかるコトバ
教材制作作業
7.コンピュータ理解(2)コンピュータの歴史(超LSIの世界)
教材制作作業
8.コンピュータ理解(3)コンピュータの構成(1)CPU、メインメモリー
教材制作作業
9.コンピュータ理解(4)コンピュータの構成(2)補助記憶装置、I/Oポート、
教材制作作業
10.コンピュータ理解(5)演算のしくみ
教材制作作業
11.コンピュータ理解(6)ソフトウェアの概念(1)4つのレベル、プログラミング言語
教材制作作業
12.コンピュータ理解(7)ソフトウェアの概念(2)OS、アプリケーション・ソフト
教材制作作業
13.コンピュータ理解(8)コンピュータ社会の特質と動向、未来、
教材制作作業
14.試作教材の発表と合評会
15.まとめ