研究演習-31 
TAKASUGI TADAAKI
高杉 忠明 
4単位 
3〜4年 
通年 
アメリカの内政・外交と国際関係論の基礎研究

この演習科目では、3年生は第二次大戦後の国際関係の歴史に関する基礎知識と考え方を学習し、これから進める卒論のテーマを探しを行います。4年生は卒業論文またはゼミ論の準備と指導を行います。
3年生は英語の文献(アメリカの大学で使用されている国際関係に関する平均的な教科書)を精読し、不明点や疑問点を指摘し合いながら、戦後のアメリカを中心とする国際関係の全体的な流れを勉強します。また日本語の基礎的文献(約50冊ほどの文献リストを最初の授業で配布する)を出来る限り多読し、国際関係に関する幅広い知識を修得して下さい。3年次の履修者は、卒論のテーマを意識して文献を読み、議論に参加し、年内にテーマの絞り込みが出来るようになるように期待します。隔週ごとにかなりの量の英文を読むので戦後国際関係の歴史とアメリカ研究にしっかりとした問題意識を持って参加して下さい。詳細については最初の授業の際に、履修希望者と話し合って決める予定です。
4年次の履修者は、(1)春休み期間中に読んだ文献で卒論またはゼミ論のテーマに関連する文献のリスト、ならびに(2)卒論のアウトラインを2000字程度にまとめ、5月の連休明けに提出して下さい。  

評価方法: 授業における数回のプレゼンテーションならびに積極的な議論への参加、そしてレポートの提出を中心に評価します。また夏休みに予定しているゼミ合宿でのプレゼンテーションならびにディベートも考慮に入れて総合的な基準で評価します。

テキスト名: 未定(英文テキストを使用します)。
英文テキストは最初の授業で指示します。英文テキストの中で各自が関心ある部分を選択し、それを訳読しながらディスカッションを行います。各自の担当部分を決めた後、授業の進行表をお知らせします。

注意事項: 受講者は夏休み後半に行われるゼミ合宿には必ず参加して下さい。また年間を通しゼミ活動に積極的に協力・参加することが期待されます。