研究演習-13 |
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●「統合」と「分散」が同時進行するグローバリゼーション、メディアの個人化が急速に進むIT(情報技術)革命など、世界は今、人類がこれまで経験したことのない奔流の中にある。本演習では、歴史の経験に学びながら、こうした奔流がもたらす功罪を見極め、文明や文化、国家やシビル・ソサエティの姿などを考え直し、21世紀の世界の将来像とわれわれのあり方を考える。 ●前期は、毎回の報告者を決め、文献をもとに徹底した討論を行い、各自の問題意識を研ぎ澄ます。夏には合宿を行って自らが取り組む研究テーマを絞り込み、自主的に文献を読破し、資料を収集した上で、後期は、各自の研究テーマについて発表し、相互討論を経て論文を完成させていく。3年生はゼミ論(これをもとに4年生で卒論に仕上げる)、4年生は卒論の完成が目標である。 ●本演習は、履修者の自主性にもとづいて運営されるので、主体的に演習をデザインし、自ら参画しようという意志をもつ学生の履修を望みたい。 |
評価方法: | 出席、口頭発表、討論への積極的な参加、論文で総合的に評価する。 |
テキスト名: |
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注意事項: |
●小人数制の密度の高い演習としたいので、受講希望者が多い場合は人数制限をする。初回の授業で選考するので、受講希望者は必ず出席すること。 ●和田が担当する他の講座を履修していることが望ましい。 |