研究演習-12 |
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本作りとメディアリテラシー |
メディアの仕組み、社会との関係、その可能性などを勉強するために、この授業では本格的な本作りを実施します。 メディアというものは、自分の考え、感覚、主張、理論を表現するためのものであるだけではなく、相手にきちんと伝えることができて初めでその役割を果せたといえるものです。 まずは本というメディアの歴史を勉強し、電子的なものも含めてのその未来的な可能性を考えます。 そして、本の特性やメディアの社会的な仕組みを勉強するために、書店に出して売るという目標を掲げ、その内容決定、取材、編集、製本、流通、販売など全過程を直接に体験します。 この過程を通して本という単独のメディアだけではなく、メディア全般や情報を社会的な文脈で考えることがこの授業の目標です。 そのため、本作りの日程の中に、別のスケジュール、つまりビデオや映画など別のメディアについての内容も取り組もうと考えています。なにを入れるかは学生たちと相談して、各自が興味のある内容をできる限りいれたいと思っています。 |
評価方法: |
成績の評価は授業への参加度、貢献度、そして本の販売でどのくらい利益を得たかなどを中心に行ないます。 4年生にとっては卒業作品になります。 |
注意事項: |
実際の作業に入ると、授業時間外で作業しなければならない場合が多いにあります。 みんなで本屋などに見学に行く場合もありますので、時間的な余裕を持たせてください。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――― |
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