インドネシア総合研究IV 
KOSUGE NOBUHIKO
小菅 伸彦 
2単位 
2〜4年 
後期 
インドネシアの政治・経済・社会

独立以後今日までのインドネシアの政治、経済、社会の変遷について学ぶ。  

評価方法: 出席率、筆記試験

テキスト名: テキストは使用しない。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.(1)スカルノ体制下のインドネシア
 独立宣言と独立戦争、第3世界外交とバンドン会議、国内の政治対立(ジャワ島と外島、共産党と軍、イスラム勢力など)、指導された民主主義、外国企業国営化など民主主義的経済政策と経済停滞、イリアンジャヤ武力解放、マレーシア対決政策などによる対外緊張
2.(2)スハルト体制下のインドネシア
 9.30事件とスハルトによる新秩序(Orde Baru)の成立、共産党関係者の大殺戮とスハルト時代を通じた人権抑圧、東チモール問題、西側諸国、IMF・世界銀行などの国際機関との協調による経済発展、国軍と経済テクノクラートによるエリート支配、プリブミ(非華人)企業育成策、ファミリービジネスによる経済侵食と通貨危機、スハルト体制崩壊
3.(3)スハルト以後のインドネシア
 ハビビ、ワヒド、メガワティ各大統領の改革と経済再建