現代国家論II |
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現代国家の諸理論 |
「国家」は自然的なものであり、理論的に正当化される必要のないものだと考えられる場合もある。しかし、長い政治哲学、倫理学の伝統は、ある意味で国家正当化の試みであったと言っても過言ではない。まして、歴史的に形成されてきた近代国民国家がいろいろな点で綻びを見せ始めている現在、その正統性の根拠と限界を見極めることはきわめて重要なことである。テロリズムと正当な抵抗権の行使との違いなどが、その具体的な問題の一つである。 本講義では、こうした点について、思想史的および理論的に考察していきたい。 |
評価方法: | 毎回の理解度を測るために書いてもらう小レポート(各回5〜7点)と、最後に最も関心をもったテーマに即してまとめてもらうレポート(30〜40点)の総合評価。 |
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注意事項: | 出席重視。欠席が多い場合、最後のレポートを受け取れないことがある。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――― |
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