ヨーロッパ政治経済論I |
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欧州統合の「壮大な実験」を検証する! |
戦争に明け暮れた欧州に「不戦共同体」ができてから半世紀が経った。EU(欧州連合)は、欧州市民の生活に密接に関わるようになっており、2004年からは中東欧諸国の加盟によって25カ国体制になろうとしている。EUの機能の深化と拡大は、「人類史における壮大な実験」ともいえる画期的な側面を持っている。何が、なぜ、画期的なのか? 欧州統合の歴史、EUの制度と機能、機能の深化、新たな課題などを解明することによって、この問いに答えたいと思う。これこそまさに、この講義がめざす目的である。 |
評価方法: | 出席点 約25点、自由課題レポート 約15点、論述試験 約60点の計100点で評価する。 |
参考文献: |
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注意事項: | 国際コミュニケーション学科・国際言語文化学科の学生には「国際研究科目」として指定されている科目ではないが、「自由選択科目」として履修可能である。国際関係のテーマに関して視野を広め、問題意識を研ぎ澄ますために、国際両学科の学生にも受講を強く勧める。なお、3年次に戸門ゼミ(「地域・国際研究演習」=「研究演習」)を履修し、いずれは卒論を執筆したいと希望する学生は、2年次(時間割上無理な場合は3年次)に、この講義を履修することが望ましい。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――― |
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