国際関係論IIC 
TAKASUGI TADAAKI
高杉 忠明 
2単位 
1〜4年 
後期 
国際関係の基本的な考え方を修得する講座

この授業は国際関係論を履修し、単位を取得した学生のみが履修可能である。
国際関係論では国際関係研究の具体的なイッシューと政策的側面に焦点を合わせて講義を進めてゆく。
成績評価の基準やレポート等の詳細については最初の授業で説明します。  

評価方法: 筆記試験(50%)とレポート(50%)に加え、出席状況を加味して成績評価を行います。

テキスト名: 国際関係論で紹介した文献をこの科目でもテキストとして使用します。毎回扱うテーマに関する必読文献や資料は授業中に配布あるいは紹介します。

注意事項: この科目は原則として国際関係論Cを履修し、単位を取得した人だけが履修できます。 

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.オリエンテーション(授業の進め方と成績評価の基準について説明します)
2.軍縮・軍備管理問題(1)
3.軍縮・軍備管理問題(2)
4.南北問題と国際社会(1)南北問題とは?途上国の開発戦略、
5.南北問題と国際社会(2)
南北問題とNGOの役割
6.民族問題と地域紛争(1)民族とは?なぜ民族紛争は起こるのか?
7.民族問題と地域紛争(2)民族紛争と地域機構・国連の役割、大国の役割
8.地球環境問題と国際関係 地球環境問題とは? 地球温暖化、オゾン層の破壊、砂漠化問題など。国際社会と地地球環境問題(ストックホルム環境会議、国連世界環境開発会議(UNCED)、ヨハネスブルク世界環境会議、京都議定書など)
9.人口問題と国際社会 ブカレスト世界人口会議、メキシコ・シティー国際人口会議、カイロ国際開発会議など
人口問題とNGOの役割
10.国際機構について(1)国際組織の発展、国際連盟と国際連合、国際連合の基礎知識、個別的自衛権と集団的自衛権、集団安全保障体制の仕組み、経済社会理事会、世界銀行など
11.国際機構について(2)国連平和維持活動(PKO)、多国籍軍、国連軍など
12.地域統合とは? ヨーロッパとアジア、ラテンアメリカの事例を中心にして
13.外交と同盟について(1)外交交渉とは?同盟とは?
14.外交と同盟について(2)外交と同盟−具体的事例(日米安保条約、NATOなど)
15.筆記試験