1. | グローバリゼイションとは その背景と多面的な性格。国際関係の変容 |
2. | 資本主義経済のグローバル化 市場経済の基本的論理。多国籍企業の影響力の増大とその功罪 |
3. | WTO(世界貿易機関)の発足 中国のWTO加盟の明暗。途上国の苦悩。WTO体制への国際的な抗議の高まり |
4. | 地域統合の進展 消える「経済の国境線」。EU(欧州連合)の誕生。南北米大陸・アジア太平洋の地域連合 |
5. | グローバル・マネーの暴走 アジア通貨・経済危機。国家をゆるがす巨大マネーをどうコントロールするか |
6. | 深刻化する地球環境の破壊 西欧近代技術文明の帰結としての環境問題。市場経済と環境破壊。環境問題の複雑さ。 |
7. | 地球環境保護へのグローバルな取り組み 地球サミット「持続可能な開発」。京都議定書の成果と限界。米国の京都議定書からの離脱 |
8. | 南北格差の拡大 地球上の富の不平等分配の背景。南北問題の展開。「9・11」と貧困問題 |
9. | 「構造的暴力」をなくすために 「平和学」とは。先進国の援助。NGOの南北協力。中心・周辺モデル |
10. | イスラム原理主義(イスラム復興運動)の台頭 イラン革命の衝撃。欧米的近代化への反発。イスラム復興運動の政治・経済・文明的背景 |
11. | 反グローバリゼイション運動の高まり 反グローバル化の論理。NGOの国際的連帯 |
12. | NGOは何を変えるか 新しいアクターの登場。さまざまなNGO活動。「地球市民」意識の誕生 |
13. | 平和のグローバル化へ向けて 国家、国際機構、企業、NGOの相互協力。課題としてのグローバル・ガバナンス |