民族と文化I(b)A |
|
|||||
民族理論とチベット族の世界 |
民族と国家は本来関係しあって存在してきたものである。チベットという地域とそこに居住する民族もまた然りである。文化は民族的アイデンティティの要諦ではあるが、絶対でもなく他の要因にまで視野を広げなければ現代の民族問題は理解できない。そこで本講座では「民族とはなにか」から説き起こし、前期の講義を基礎としつつアジア全体の視点からチベットを俯瞰し、「民族問題」として浮上する近現代を中心にチベットがどのように国際社会の波に翻弄されてきたかを描き出すことにする。 |
評価方法: | 講義参加率とレポートを対象とする。 |
テキスト名: |
|
注意事項: | 民族と文化(a)Aもしくは(a)Bいずれかの講義を履修した学生のみ履修可能。 |