東南アジアの宗教と文化IA 
 
AYE CHAN 
2単位 
1〜4年 
前期 
仏教と社会

仏教は大陸部東南アジアに伝来以来、土着の伝統のみならず外来の諸文化とも相互に影響し合って、人々の生活、社会、政治の形成に大きな役割を果たしてきた。今日、タイ、ミャンマー(ビルマ)、ラオス、カンボジアで9割近い人々が信じている上座部仏教は、宗教のかたちをとっているが内実は世俗的なヒューマニズムと等しいものだとする欧米の学者もいる。講義では、東南アジアにおける仏教の歴史的展開を、仏教が重要な役割を果たした政治闘争や社会変動に焦点を当てながら、学際的に考察していく。使用言語は日本語と英語。  

評価方法: 平常の授業への参加、レポート、期末試験などを組み合わせる

テキスト名: 教科書は未定

注意事項: 東南アジアの宗教と文化とあわせて受講することがのぞましい。