日本倫理思想史IIB |
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芭蕉における詩と実存 |
十五世紀末から盛んになった俳諧を、言葉遊びの芸から人生の機微を詠う詩に高めたのは松尾芭蕉であった。中世の隠者の伝統を受け継ぎながら、芭蕉は庵での生活と旅を繰り返し、連衆と交流する中で「誠の俳諧」を成立させていったが、そこに至るまでの過程と「不易流行」、「造化にしたがひ造化にかえれ」、「高く悟りて俗に帰れ」などと説いた思想を問題としたい。 |
評価方法: | 講義後の感想、中間の小レポート、期末試験による。 |
テキスト名: |
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授業計画―――――――――――――――――――――――――――――― |
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