1. | 古代の死生観 生と死の連続性。死と両立する生。(万葉集) 生と死の分離。死の成立と生の認識。(記紀神話・黄泉の国) 次回までの調査項目:律令制、大嘗祭 |
2. | 死と再生 記紀神話と大嘗祭、再生の思想。 日本人の他界観、山と海。 予習事項:柳田国男 |
3. | 祖霊信仰と死 常民という観念 祖先と家 祖霊と死 予習事項:法然、親鸞 |
4. | 仏教の死生観 仏教の死生観 浄土教の死生観、極楽往生の思想。 浄土教と祖霊との対立。 予習事項:伊勢神道 |
5. | 神道の死生観 神道は何を信仰しようとするのか。 神道教義の困難 苦しむ神、民俗信仰との連続性、再生する霊の再浮上 予習事項:菅原道真、平家物語 |
6. | 祟る死者 祟る死者、御霊という思想 平家物語における生と死 予習事項:能、世阿弥 |
7. | 鎮魂と生 霊と鎮魂 欲望と成仏 予習事項:幕藩体制 |
8. | 武士の死生観 武士の家訓 武士の変質 江戸時代の武士 予習事項:葉隠 |
9. | 葉隠の思想 死と武士道 忍ぶ恋 美学としての武士道 予習事項:論語、孔子 |
10. | 死の後退 現世的価値の拡大 生の思想とその問題 町民の死生観 予習項目:寺檀制度 |
11. | 管理された死 近世仏教の世界 宗教政策と政治制度 教団の変質 宗教の変質、近代の宗教の基礎 |
12. | 幕末の死生観 危機の中の死 |