日本語教授法IIC 
SUGA AKIO
須賀 章夫 
4単位 
2〜4年 
後期 

日本語を第二言語として教える際に必要な実践的知識を学ぶ。
「日本語教授法」では、これまでに提唱された主な外国語教授法とその歴史的展開を理解した上で、日本語教育への応用を図ることを目標とする。
講義内容は、1.コース・デザインに関する基礎知識、2.日本語教育におけるシラバスの基礎知識、3.主要な外国語教授法の紹介、の3点が中心になる。
授業形態は、講義形式、半講義形式(一方的に聞くのではなく、学生が自分の意見も述べる)及び、受講者数によってはグループ・ワークを織りまぜていく。
また、本科目は必ずしも日本語教育実習を履修することを条件にしていないが、授業内容は日本語教育実習履修予定者を対象したものとなる。  

評価方法: 授業期間中に行われる小テスト(4〜5回)、プレゼンテーション、授業参加、出席を総合的に判断して評価する。成績配分の目安としては、小テスト60%、プレゼンテーション15%、授業参加15%、出席10%。評価に関する詳細はコース・ガイダンスで行う。

参考文献: 田中望『日本語教育の方法−コース・デザインの実際−』大修館書店、1988年
「教科書」ではないので、必ず購入しなければならないということではない。但し、日本語教育を目指す学生は持っていてもいい図書である。また、同図書を持っていないと授業に大きな支障が出ることはないが、授業中に同図書の関連事項を紹介することもある。

注意事項: 日本語学概論、日本語学、日本語学、日本語教授法を履修済みであることが望ましい。本科目履修に関しては日本語教員養成プログラムの履修案内を参照されたい。 

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.コース・ガイダンス
2.序。日本語教師の資質に関して。日本語教育事情に関して。他
3.コース・デザイン−1 概要
4.コース・デザイン−2 シラバス
5.コース・デザイン−3 評価
6.コース・デザイン(予備日)
7.外国語教授法史−1
8.外国語教授法史−2
9.外国語教授法史−3
10.外国語教授法史−4
11.外国語教授法史−5
12.外国語教授法史−6
13.外国語教授法史−7
14.外国語教授法史総括及び予備日
15.予備日