日本語教授法IC 
SUGA AKIO
須賀 章夫 
4単位 
2〜3年 
前期 
初級文法の整理

日本語を第二言語として教える際に必要な知識を学ぶ。
「日本語教授法」では、日本語教育における、いわゆる“初文法”を中心に文法事項を取り上げ、整理し、また、それらが日本語クラスでどのように取り扱われるのかを見ていく。
授業形態は、半講義形式(一方的に聞くだけでなく、学生が自分の意見も述べる)及びグループ・ワークが中心となるが、後半には発表形式も取り入れる。
また、本科目は必ずしも日本語教育実習を履修することを条件にしていないが、授業内容は日本語教育実習履修予定者を対象したものとなる。  

評価方法: 評価は、講義内試験(小テスト4〜5回)、課題、授業参加等を総合して判定する。成績配分の目安は講義内試験60%、課題10%、授業参加20%、出席点10%。
詳細は講義初日の「ガイダンス」で説明する。

参考文献: 富田隆行『これだけはしっておきたい日本語教育のための文法の基礎知識とその教え方』凡人社
富田隆行『これだけはしっておきたい日本語教育のための基礎表現50とその教え方』凡人社
参考文献に挙げた図書は「教科書」ではない。授業も同図書に沿って行われるものでもない。但し、課題や授業の復習などに役に立つ。

注意事項: 日本語学概論、日本語学、日本語学を履修済みであることが望ましい。本科目の履修に関しては日本語教員養成プログラムの履修案内を参照されたい。 

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.コース・ガイダンス
2.序。日本語教師の資質に関して。日本語教育事情に関して。他
3.助詞−1
4.助詞−2
5.助詞−3
6.助詞−4
7.助詞(予備日)
8.名詞文、イ形容詞文、ナ形容詞文、動詞文
9.形容詞文
10.動詞−1
11.te-form
12.V-ている
13.条件節or受身文or使役文
14.条件節or受身文or使役文or使役受身文
15.予備日