日本語学IIA 
IWAMOTO ENOKU
岩本 遠億 
4単位 
1〜4年 
前期 

日本語教師を目指すものが必ず知っておかなければならない日本語文法の基礎について、できるだけ網羅的に勉強してもらう。テキストの内、自習でも内容把握が困難でないと思われる部分については、自習項目とし、小テストで確認する。また、授業で取り上げる項目についても、予習してくることを前提とする。半期完結のコースで項目のすべてを終えるためには受講者の積極的な学習への取り組みが不可欠である。また、必要に応じて、生成文法の立場から、教科書とは違った観点からより一般的に文法を捉える方法を講義する。以下の内容における実施回は、実施週と読み替えること。  

評価方法: 毎回の小テストと中間・期末テスト。その割合については受講者と相談する。

テキスト名: 益岡隆志・田窪行則『基礎日本語文法―改訂版―』くろしお出版、1992年
第一回目の授業の時には、テキストを購入し、指定されている箇所を予習してから教室に来ること。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.部 第2章 動詞(それ以前の章については読んでくること。完全に理解していなくても良い。)
  第3章 形容詞
  第4章 判定詞
2.小テスト(部 第5章〜第6章)
部 第13章 接辞
  第14章 補説
3.小テスト(部 第7章〜第8章)
部 第1章 補足語
  第3章 述語の修飾語
4.小テスト(部 第9章)
部 第2章 注意すべき構文
5.小テスト(部 第10章〜第12章)
部 第4章 ヴォイス
6.中間テスト(部 第1章〜第4章)
部 第5章 テンスとアスペクト
7.小テスト(部 第5章)
部 第6章 ムード
8.小テスト(部 第6章)
部 第7章 疑問と否定の表現
  第8章 提題と取り立て
9.小テスト(部 第7章〜第8章)
部 第9章 名詞句の構造
  第10章指示
10.小テスト(部 第9章〜第10章)
部 第1章 補足節
  第2章 副詞節
11.小テスト(部 第1章〜第2章)
部 第3章 連体節
  第4章 並列節
  第5章 従属節の従属度
12.部 第1章 敬語表現の文法
期末テスト