日本語学IA
KIGAWA YUKIO
木川 行央
4単位
1〜4年
前期
音声はどのようにして発せられるのか、どのような音を私達は用いているのか、そしてその音が言語の中でどのように位置づけられるのか、さらに日本語の音に関しての概説をする。
評価方法:
出席などの平常点と筆記試験(学期内に2回以上および学期末)で評価する。
参考文献:
天沼寧・大坪一夫・水谷修『日本語音声学』くろしお出版、1978年
川上 蓁『日本語音声概説』おうふう、1977年
小泉 保『音声学入門』大学書林、1996年
斎藤純男『日本語音声学入門』三省堂、1997年
中條 修『日本語の音韻とアクセント』勁草書房、1989年
教科書は用いないが、適宜プリントを配布する。
授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.
音声と音声学
2.
発音の原理(気流機構)
3.
発音の原理(調音点と調音法)
4.
発音の原理(副次調音と二重調音)
5.
母音
6.
日本語の音声
7.
音声と音韻
8.
日本語の文字と音声
9.
拍と音節
10.
特殊音素(促音・発音・長音)
11.
日本語における音の変遷
12.
語が複合する際の変音現象
13.
日本語のアクセント