スペイン語音声学I 
ETO ICHIRO
江藤 一郎 
2単位 
2〜4年 
前期 
調音音声学

授業の最初の30分は理論の授業である。即ちスペイン語の調音音声学を、英語で書かれたクイズ形式の教科書を使って学ぶ。もちろん日本語、スペイン語の調音器官、調音点、及び調音法の用語も学ぶ。
後半は短い文とか、虫食いの文を聞き取って穴埋めしたりする聞き取りの練習である。即ちL.L.の教室でdictation(dictado)の授業を行い、スペイン語独特の音の繋がりを聞き取るだけでなく、スペイン語の単語力アップも目的にしている。短文ばかりの無味乾燥な書き取り練習だけでなく、スペインに関する読み物を書き取り、スペインの文化に関する知識も増やして行きたい。  

評価方法: 出席と試験

テキスト名: Jerald R..Green, Spanish phonolology for teachers, The Center for curriculum Developmente, Inc., 1970.

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.音の連続、笑い話(書き取りのテーマ)
2.母音と子音、無声と有声、書き取練習(短文)
3.調音点、書き取り練習(短文)
4.両唇音、唇歯音、書き取り練習(短文)
5.歯茎音、歯間音、書き取り練習(グラナダ)
6.鼻音、書き取り練習(短文)
7.書き取り練習(スペインの学生歌)
8.硬口蓋音、書き取り練習(短文)
9.軟口蓋、書き取り練習(サンティアゴ・デ・コンポステラ)
10.調音法、書き取り練習(短文)
11.閉鎖音、ガルシア・ロルカの詩の朗読鑑賞
12.摩擦音、書き取り(短文)
13.破擦音、書き取り(短文)
14.書き取り練習(牛追い祭り)
15.試験