英語通訳法IC 
SHIBATA KIYOMI VANESSA
柴田 清美バネッサ 
4単位 
2〜4年 
後期 

ウィスパリング同時通訳訓練法を語学教授法としてとらえながら、その基礎技能訓練を通して語学運用能力の向上を目指します。
当授業では各訓練法とその目的を確認し、各自の技能強化目標値を設定します。1週間に1つのメソッドをタスク・ベースの Eラーニングで実技演習します。
受講者はクラス外で発展練習を行い、毎週40単語を学習し、目標値突破を目指します。
学習目標は聴衆の前で聞きやすく、理解しやすいスピーチ・デリバリーが行えるようになること、そして120±20 wpmで話された会話をウィスパリングで要約通訳できるようになることです。  

評価方法: ワークロード方式で、出席と参加が重視されます。
出席       40%  5回以上の欠席(就職活動・忌引を含む)は F
(全回出席+40%、1回欠席+30%、2回欠席+20%、3回欠席+10%)
単語テスト    10% 10回
           全テスト(火曜)合計の7割以上が正解の場合のみ10%を加算
短文速訳テスト  10% 10回
           全テスト(月曜)合計の7割以上が正解の場合のみ10%を加算
パフォーマンス   20% 音声化練習量、Shadowing、Interpreting
プロファイル   10%  Peer Observationへの参加
課題・提出物   10% 提出物はワープロ仕上げで、期限以内に。

テキスト名: 柴田バネッサ『はじめてのウィスパリング同時通訳』南雲堂、1998年
高山英士『Word Up!』南雲堂、1999年

注意事項: MD及びパソコン所有者に有利です。
前期に定員オーバーの場合は2年生を優先し、後期は4年生を優先します。
来年度からは上記に加えWeb Based Trainingの受講が条件となります。
授業中に演習トピックと関係ないサイトを開いている場合は退室していただきます。
詳細参照 柴田バネッサのHP http://www.geocities.jp/vanessa_482/index.html
既に「英語通訳法」を修得していても、修得時期と担当教員が違えば履修することができます。 

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.オリエンテーション、スピード・リーディング、シャドウィング
2.プロソディ分析、リテンション
3.スラッシュ・リーディング
4.頭ごなし訳、内容先取り予測
5.シャドウィング・トライアウトとプロファイル評価法
6.シャドウィング・テストとデュアル・タスク
7.サイト・トランスレーションとウィスパリング
8.同時サイト・トランスレーション
9.大意要約法とプロファイル評価法
10.メモ取り法と逐次通訳の基礎知識
11.ミッシング・ワード
12.同時通訳の基礎知識
13.プロファイル評価法と同時通訳トライアウト
14.同時通訳テスト
15.課題