現代英文法D 
KUWABARA KAZUKI
桑原 和生 
4単位 
1〜4年 
後期 
英文法の再発見

現代英語の文法を概観する。断片的な英文法の知識を積み重ねるのではなく、「ことばの仕組」という観点から、種々の言語現象を眺めることにより、その特徴を理解し、現代英語の文法を体系的に把握することを目標とする。一見すると多種多様な言語現象の背後には、高度に組織化された規則性が潜んでいることを発見してもらいたい。  

評価方法: 中間試験と期末試験によって判定する。

テキスト名: Kunihiko Imai, Heizo Nakajima, Shigeo Tonoike and Christopher D. Tancredi, Essentials of Modern English Grammar, Kenkyusha, 1995.

注意事項: 「英語学概論」の単位を取得済みの学生を対象とする。 

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.文の種類
2.法と時制
3.否定と強調
4.5文型とその問題点
5.動詞句の構造
6.名詞句の構造
7.形容詞句の構造
8.前置詞句の構造
9.埋め込み構造
10.述語の補部として生じる従属節
11.付加部として生じる従属節
12.副詞
13.法助動詞:認識的用法と根源的用法
14.受動文の特徴、There構文など
15.まとめ