英語音声学D 
HARAOKA SHOKO
原岡 笙子 
4単位 
1〜4年 
後期 

1)英語の音声体系の理論を講義する。更に、音素レベルの母音・子音を一つずつ理論と演習を交えて解説し、発音の仕組みを理解したうえで実際に発音することによって単語レベルでの調音を習得する。
2)その上で、この音素を文レベルで英語のリズムと共に認識するためにマザーグースの短い詩を音読する。
このためテキストは理論面と実践面の2冊を使用することになる。
週2回の授業は1)理論 2)演習にわけ、理論と実践・演習を平行しておこなっていくコミュニケーションのための、演習英語音声学的なクラスである。  

評価方法: 期末試験:1)理論面は筆記試験、2)実践面は授業を通して習得した音声認識の力を測るために、聞き取りテストの形で行う。

テキスト名: 『英語の発音とりズム』日本放送出版協会、1978年

参考文献: 一色マサ子『音声学』朝日出版社、1978年

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.母音の分類、前方母音
2.前方母音、
3.中央母音、後方母音
4.後方母音、マザーグースのなかの前方母音と強勢リズム
5.マザーグースのなかの中央母音と強勢リズム
6.マザーグースのなかの後方母音と強勢リズム
7.子音の分類、破裂音
8.破裂音、摩擦音
9.摩擦音、破裂音
10.側音、鼻音
11.半母音、マザーグースのなかの破裂音と強勢リズム
12.マザーグースのなかの破裂音と強勢リズム、マザーグースのなかの摩擦音と強勢リズム
13.マザーグースのなかの摩擦音と強勢リズム、マザーグースのなかの破裂音と強勢リズム
14.マザーグースのなかの側音と強勢リズム、マザーグースのなかの鼻音と強勢リズム
15.マザーグースのなかの半母音と強勢リズム