文化人類学IID 
ABE TSUKASA
安倍 宰 
2単位 
1〜4年 
後期 

本講義のテーマは“他者”です。文化背景の異なるものの、接触を余儀無くされる人々。そうした人々をここでは“他者”と呼びます。私たちは他者と接触したとき、そこにどのような行動を組み立てるでしょうか。自分をそのまま出す?はたして出せるでしょうか。出せたとして、それが相手の価値観からすると「失礼」な行動で、いきなり激怒されたらどうしますか?の続編として以上のような事を考えてみます。  

評価方法: 原則として期末試験で評価します。“一発”に自信のない向きは、ボランタリーにレポートを受け取るので各自作成してみてください。

テキスト名: 波平恵美子(編)『文化人類学<カリッジ版>』医学書院
参考文献は挙げませんでした。授業中にたくさん紹介します。一冊でも多く読破してください。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.「他者」とは誰のことか
2.説話に見る「他者」
3.都市人類学(理論編)
4.都市人類学(事例編)
5.交換と社会
6.婚姻と文化(理論編)
7.婚姻と文化(事例編)
8.婚姻と文化(事例編
9.デュアリズムという思考法
10.エスニシティ
11.ethnogenesisとは何か
12.“未開社会”言説の解体
13.(一つのテーマが複数回にわたることもあります)