文化人類学IIA 
YOSHIDA MITSUHIRO
吉田 光宏 
2単位 
1〜4年 
後期 
異文化・他者の文化人類学的理解:「食」の認識方法とアイデンティティ

異文化/他者理解のための文化人類学的視点を紹介する。「食」に見られるアイデンティティ形成や反抗をトピックとして、文化人類学の基本的な理論的概観をする。また、一見多様な異文化の在り方に、人間の普遍的思考とは何かを探る。具体的な例として、地域的には、日本、アメリカ、ミクロネシア、北アフリカなど多くの地域からのものを扱い、文化人類学への興味を深め、異文化理解の在り方を探る。  

評価方法: 筆記試験。授業への参加

テキスト名:
テキストの指定はなし。以下のようなものの抜粋を適宜読む。その他随時紹介。
ハリス、M.(1994)『食と文化の謎:Good to Eatの人類学』岩波書店
浜本満と浜本まりこ編(1994)『人類学のコモンセンス』東京:学術図書出版社。
Schultz, Emily A.,and Robert H. Lavenda. 1995. Cultural Anthropology: A Perspective on the Human Condition.