社会学IID
OGATA TAKAAKI
尾形 隆彰
2単位
1〜4年
後期
働くことの社会学
社会学の基本をIDで学んだ学生に、人の基本的な活動である職業、就労、雇用などのテーマについてやや掘り下げて考えていく。
到達目標は、「働くこと」の意味について、歴史・文化的背景を知ることで、現代における意義や問題性を考え直してみたい。
評価方法:
筆記試験。出欠席を考慮する。
テキスト名:
その都度指示するが、たとえば石川晃弘他『産業社会学』サイエンス社など。
授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1.
はじめに―勤労観3000年
2.
働くことの歴史―前史― a古代史から中世へ、b歴史に記されない働き方
3.
勤労観の近代―その光と影― a「罰」から「天職」へ b「理性」と「疎外」
4.
勤労観の現代― a細分化された労働 b「疎外感」とその克服
5.
産業民主主義と参加
6.
新しい労働―サービス経済化とサービス労働
7.
終わりに―働くことの意味